Don't Stop Going!

好きなものに突き進む。

タンブリングvol.4@赤坂ACTシアター

L列下手ブロック通路横。(また通路横…呪いだ…)


ストーリーと個人のキャラクターをかきだしたり、個人的な感想だったり。







主演は中尾くんの表記にはなってるけど、メインストーリーを動かしてるのは中尾くんと、戸谷と武田って印象。
いつも通りアンサンブルさんのタンブリングからスタート。
ダンスとかアクロバットを見るのが好きな私はここも見どころ。
やっぱり全員でそろってるタンブを見るのはかっこいいし自然と拍手しちゃうー。
今回のタンブ、OPが可愛い。全員で歌って踊って楽しそうだし観客も手拍子をして楽しい!
ストーリーとしては、試験2回落ちて入って来た新任教師(中尾明慶)が、昔の担任である現在の校長先生(彩吹真央)によって男子新体操Bチームの顧問に任命される。
大会に出られるAチームとは違い、Bチームは大会にも出れず、体育館を使えるのもAチーム練習後の30分のみ。Bチームの子は気持ちも荒み、内申やなあなあで部活に在籍する人たちだけ。その中で1人だけ、熱心に練習し、他のメンバーにも働きかけるのが清水(戸谷公人)

清水は、昔から病弱で運動部にも入った事が無かったけど、新体操を見て憧れて、病状も安定した高2のから入部。シカ倒立もバク転もできないけど、熱心に練習してる。
先生の働きかけで1度はやる気を出し、まとまるBチーム。
でもそれが1度綻び、バラバラに。その理由は先生の嘘の発覚と、清水が練習のために推薦入試をサボった事が原因。
バラバラになったチームを再びまとめあげて、大会に出場する、という流れ。

古賀役のこーぺー(武田航平)は、チームの要。
1番新体操が好きで、でもBチームにいる事で大会も未来も諦め、なあなあで過ごしている。
限界を感じて、諦めているところに先生が乱入してかき乱していく。
清水(戸谷)が入部した当時、1番熱心に新体操を教えてくれたのも古賀で、清水と古賀のシーンが凄くいい。

聖也は、元々AチームにいたけどテストによってBチーム降格になった元エース。
他人を蹴落とすことばかり考え、出来の悪い人間は切り捨てる主義。
そんな子が、Bチームに入る事で葛藤し、成長。
この役もなかなかいい役だったなー。

鈴木勝大は、Aチームのマネージャー(森田涼花)に片思いをしてるBチームメンバー。
古賀とマネージャーと幼馴染。
マネへの片思いっぷりが凄い可愛かった!強いて言うなら告白するとこまでいってほしかった…!><
ちょっと古賀との三角関係匂わせてたし、最後に「僕も勇気を出します!」って言ってたからこの後告白すればいいのになーって思ってたなー。

池岡・JPは、Bチームのキャラクター担当。
いいコンビ。メインストーリーに絡む事はないけど、キャラクターがはっきりしてるしこの2人のやり取りでクスっと笑えたりする。
池岡は何でもお金に換算する、そろばん片手キャラ。
JPはポンパで可愛いギャル男かと思いきや完全なるアニメオタク。
何をするにもアニメに例えるJPと、アニメに時間とお金をつぎ込むなんて無駄!っていう池岡のやり取り楽しかった!

せいじろーさんのマネージャーっぷりは笑うwwww
せいじろさんが「先輩!」って戸谷とかに言うたびに笑いをこらえるのに必死。
凄く熱血で、1番新体操が好きなんじゃないかなーって位の熱血。
あと歌シーンが結構あって、せいじろさんの歌好きな私歓喜><
作曲もしたんだよねー。凄い。シーンにあったギターも組み込まれててよかったー。
先生が作った歌詞にマネージャーが作曲をして披露したのも素敵。

野岳くんは、生徒かと思ってたらまさかのラーメン屋…。
岳くん出るの忘れてて、終演後に「あれ…どこにいた…?」ってなって思い出したらラーメン屋でしたwwwwww公式サイト詐欺すぎるwwwwww
でもテンションマックスで、岳くんってこと忘れるくらいに三枚目でした。


彩吹真央さんの校長もいい!
宝塚ってことを思いっきり出して、歌うし踊るし階段降りてくるし、笑えるし楽しいし素敵だし。
あとちゃんと生徒のことも先生の事も考えてるいい先生でもある。
夢を追いかける先生と、現実と子どもの未来を考える校長。

滝口の先生も、似合うっていうか。
よくいるコーチって感じ。先生とは正反対に、Aチームを大会で優勝させることを1番二考えてる。
でもちゃんとあんなこと言いながらBチームにも可能性を持ってたんじゃないかなーって私の予想。


日替わりゲスト:鎌苅健太
相変わらずの自由っぷりwwwwww
黄色のベンチコートで怪しく登場。
タイムスリップしてきた設定
「タイムスリップするの2回目なんですよねー。去年の今頃、国際フォーラムでもやりましてねぇ。あの時は柳下大とかね・・・」って去年の話もする
終わりの合図の蛍の光が流れても帰ろうとしないケンケン
「だって板の上に乗るの久し振りやねん!」ってww
結局岳くんと中尾くんによって半強制的に退場wwwwwww
相変わらず可愛かったなー。老けへんなー。





個人的にはこんな感じ。
なんていうか
戸谷の清水がひたすらに可愛かった
最初のビジュアル見た時に「あー高飛車系かこれは」と思ってたらまさかの可愛いキャラ……
イメージとしては、ハロイエの一平ちゃんから捻くれた部分を取った感じ。
純度100パーセントの可愛い一生懸命な子。
ジャージは常に萌え袖で縮こまっててめちゃくそかわいい。
ずっとタオルで口隠して可愛い可愛いって悶え苦しんでた。
あと、こーぺーと戸谷の演技が凄くいい。あの2人の、仲良しっぷりだったりとか、諦めない清水と諦めろよ!っていう古賀とか。喜んだ時の2人とか。色々伝わってきて良かった><


タンブシーンは、ダンスとか動きメインでアクロは聖也以外は控えめ。
ていうかこれくらいでいいと思う。去年は頑張りすぎてた印象があったから。
全員でバク転するだけでも凄いと思うし、個人的には安心して見れた。
戸谷の1人バク転シーンははらはらしたけど綺麗なバク転できてた!
タンブ衣装着るとやっぱほっせぇwwwww折れるwwwww
ってなったけど、タンブしてる時は他の子よりふらつき少ないしインナーマッスル凄い…とか変なとこ関心してたし、ダンス苦手やのに腕綺麗に伸びてたり手足やっぱ長いなーって思ったり。










個人的に、去年のタンブリング見てからもう来年あっても行かんとこうかなって思ってた。演出がめーーーーっちゃ良くなってどうにかなるまでちょっといいかなって。
ストーリーも毎回そんな変わるわけじゃないし、タンブシーンでハラハラするのももうやだなーって思ってたから^^
でも戸谷が出る事になったし、1回は…うん、1回にしよ。って思ってチケとっていった今回。
去年の3バク転はほんま心臓飛び出すかと思ったし、みんな辛そうやったもんなー。
メインが3バック成功!みたいなとこあったから仕方ないけど。
今回は戸谷がバク転を成功させるって言うだけで、技的にはハードルはなし。
タンブシーンは聖也が個人技を見せてくれて、あとは揃えるとこは揃えて、魅せる。
十分楽しかったよー。
凄技はアンサンブルさんがみせてくれたし。
タンブリングしてなんぼ!みたいな人は俳優の凄い技とか?みたいのかもしんないけど、私は舞台の中身が面白かったらいい人だからなー。

今回はもう、ストーリーが良かった。中身が充実してた。
聖也の葛藤とかがもうちょっと描かれたらもっと良かったのに!って思ったけどまぁ時間が足りませんよね…今で3時間公演やもん。
聖也の葛藤と、勝大の恋愛模様と、中尾先生の感情の描写とか変化がもう少しあったら…詰め込んでも良く無いからそこは想像にお任せなんかな。
個人的には戸谷のメインストーリーが沢山描かれててすっごく嬉しかったけど!


ということで満足のタンブリングでした。
これだったらもう1回くらい見に行けたら良かったなーって思ったなー。
DVD買っちゃいそう。

やっぱり私は戸谷の演技が物凄く好きなようです。ははん。
あと武田航平の演技もやっぱり好きなんです。ははん。