【読了】かがみの孤城を読んだ
電子書籍すごい。移動中にサクサク読めてすごい。
通勤と遠征の移動でほぼ読めました。これは良い。
今回の作品はこちら。
こちらもRAMPAGEの岩谷翔吾オススメの本です。
推しのオススメから読破していくスタイル。
ミステリーやキラキララブコメよりもこういう作品の方がのめり込めて読みやすいなと分かった私も現実的でかつ明るくない話が好きなのかな。
決して病んでいるわけではないです(岩谷さん風)
内容としては、前半部分というか7割くらい進めるまでは現実的な人間生活の中の闇の部分がめちゃくちゃあって。話の筋はファンタジーなのに登場人物がリアルすぎた。
各々抱える問題が、あるなぁこれ…っていうものばかりで。
どの子に一番感情移入したかでいうとリオンかなぁ…でもみんなそれぞれ本当にリアルで、こういう子周りにいたかもな、という感じがした。
そんな感じでリアルすぎる…と思いながら読み進めていったら最後の展開がまぁ素晴らしい。
鬼のような伏線回収と急展開。それまで悩みを抱えた子達の拠り所、みたいな場所での話だったのが最終的にはそれぞれの過去も主人公のこころが順番に回収して、キーマンが実はアキで。なるほどな、という展開でした。序盤は少しずつ読めたけど終盤は途中でやめられないそんな話。
面白い本に出会わせてくれた岩谷さんに感謝。
次は残像に口紅をを読もうかな。