Don't Stop Going!

好きなものに突き進む。

銀河英雄伝説 初陣〜もうひとつの敵〜@青年館大ホール

マチネ:M列真ん中
ソワレ:2階F列下手


ただひたすらにキルヒアツシ(橋本淳)がかっこよくてかっこよくて。

キルヒアツシに回し蹴りされたい。





キスマイ担のくせに八重歯が出てた銀英伝には1回も行ったこと無かったんですが。
まぁ理由としては、原作を全く知らなかったのと、1回アニメのジャケットをチラ見した時に絵柄的にハマらないな…って思ってたんで何となく避けた感じでした。
でも今回は、橋本あっちゃんがキルヒアイスに決まって。
間宮ハルトは前々から凄く良いって聞いてたし、キルヒアツシ決まった時もビジュアルだけでもいいラインハルトになる、っていろんな人に聞いて興味沸いて。
元々あっちゃんの演技好きだしマジレン時代からなんだかんだ見てきてるしってことで行くことに。
行った感想、めっちゃ良かった。
銀英伝初陣を見るにあたって、宝塚の銀英伝のDVDを見せて貰ったり、全体的なストーリーとキャラクターを教えてもらったりして予習はしてたから話の内容がより一層深まったというか。
キルライと、双璧。この2組の素晴らしさ。
キルヒアイスとラインハルトの、間宮とあっちゃんの2人の熱さが伝わってきたし、2人ともがこのキルヒとラインハルトの関係性を大事にしてるし、お互いがお互いの役のことを愛してるし、真剣に向き合ってるのが凄く伝わって来た。
アフタートークとかでツイッターでのやり取りでも伝わったけど、舞台を見てるだけでも十分伝わってきた。
1番好きなシーンは、やっぱり「約束」のシーン。
キルライの約束も、双璧の約束も。
俺より先に死ぬな、とか。それにはい!って嬉しそうに答えるキルヒを見てて、その後の2人を知ってたから切なくなった。
双璧の約束の、何があっても駆けつけるという約束も。
約束を交わしたシーンは凄く温かいのに、その後の事を考えると辛い。
でも、そう思える程感情移入してしまう4人の演技が素敵でした。

あと見どころはあっちゃんの殺陣シーン。
こんなに殺陣があると思ってなくて、あっちゃんの回し蹴りが綺麗に決まるたびに「かっこいい!かっこいい!あっちゃんかっこいい!」ってなってた。
ほんとに綺麗でかっこいい回し蹴りやねん…たまらん…
間宮ハルトの強くてどこか上からな感じとか、キルヒアツシのまっすぐな感じとか。
たまらん。
あと、いつも一歩後ろにぴったりとついてるキルヒアツシ。その立ち姿が真っ直ぐで、いい。一歩引いてるのかと思ったら、ラインハルトに茶化されてどもったり慌てたりっていう幼いキルヒだからこその可愛さもある。


カーテンコール。
双璧のビシっとぴったり決まったお辞儀と、最後の2人。
先にキルヒが出てきて、ラインハルトが上からおりてきて2人でお辞儀するんだけど、そこでもやっぱりキルヒは一歩引いてる感があって、どこまでもラインハルト様を立てているキルヒ凄い。

それなのに、カテコ終わりはあっちゃんが間宮に悪戯っぽく笑って何か一言言ったり、それに困ったように笑う間宮だったり、キルライと逆のいつもの2人が垣間見えたりして。

ツイッターやブログ等を見てて、今回の銀英伝のキャストがどれだけこの役を大切にして、愛しているかが伝わって来た今回の舞台。
今でも千秋楽の日のブログを読むと泣いちゃいそうになってる。

話の内容的に、もうキルヒアツシは出ないよね…って悲しくなっているけど、この間宮ハルトや双璧が変わらないんだったらまた見に行きたいなって思うなぁ。
根本ミッターみたい。

という大満足な舞台でした。
いっそのことこのキャストで、第三章、第二章を再演してくれたら、って正直思ってます。
再演しないかなぁ。


やっぱりあっちゃんも間宮も舞台バカで、そんな2人の演技が大好きなので、これからもちょこちょこ舞台を見たいなぁと思ったなぁ。